JUST WAIT

明日が最終日ということで、坂田栄一郎さんの個展「JUST WAIT: TIMES SQUARE 1966-70」を見に行く。
場所は田町のフォト・ギャラリー・インターナショナルという小さなギャラリーだ。
坂田栄一郎さんの個展を見るのは初めてだったが、衝撃だった。1966年から70年にかけて、ニューヨーク・タイムズスクエアで「Just!wait」と声をかけて撮影したというその写真に収められた人々の活き活きとした表情やまとった空気までがこちらに伝わってくる。
黒人、スパニッシュ系、白人、そこに集まる人々の個性的な表情を見ているだけで、想像が膨らんでくる。子供も大人も男も女もギラギラしている時代、不敵に笑う人々が話しかけてくる。当時のその場所にいるかのような臨場感に圧倒されてしまう。
きっと誰もが何処かで見た映画のワンシーンを思い出すかのように写真から物語を作ることが出来る。それほど一枚一枚の写真にストーリーがある。

写真を見てここまで感動するなんて、報道写真のような衝撃と映画のようなエンターティメントを合わせたような写真展でした。明日までじゃなければ勧められたのに。。。
写真集を買ったので、興味がある方は是非お声がけください。

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