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さようならコンプレックス中学生

先週、中学時代の同窓会がありました。

私は横浜市の田舎の公立中学に通っていて、
それはそれは、ろくでもない中学時代でした。

ただただ、下を向いて歩いていた。

勉強もスポーツも得意じゃないし、もちろんヤンチャでもない、
体は特に小さかったし、ケンカも弱いし、ダサいしで、
いま振り返っても、惨めな中学時代だったと思う。

学校全体が荒れていて、沈んだ雰囲気だったことは間違いないが、
とにかく息を潜めて、下を向いて歩くモノクロームな世界にいた。

そんな中学時代の同窓会になんで行ったのかは、自分でもよくわからない。
誘ってくれた友達が、なぜかちょっと強引なくらいな勢いだったから
気の迷いで、行くことにしてしまったのかも。

実際、直前まで後悔していたし。

で、行ったら、行ったでそれなりに懐かしい顔がいて、何十年振りに再会できた友人もいたりして、直前までガタガタ言っていた自分に嫌悪感を持つくらいには楽しかった。

まぁ、もともと大人数は苦手だし、お酒も飲めないし、すぐにソワソワしちゃうので、早々に帰りましたが、帰り道からその後数日くらい、不思議と体がフワフワして余韻が残った。

でも、当時のコンプレックスがいまの自分の原動力なのは間違いない。
何者でもない自分ではいたくないと思ったんだ。

当時の自分に言ってやりたい、
いくらダサくて惨めな中学時代を過ごしたとしても、そこで人生は決まらないから安心しろ。と。

まぁ、この歳でまだきっと何者でもないし、何者の定義すらボヤけてしまっているのだけど。
フワフワの余韻が消えたいま、大人のコンプレックスだけの日常に戻った。

さ、仕事しよ。