月別アーカイブ: 2015年7月

ブルーハーツとべスパとおっさんのお話し

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世界中に建てられてる、どんな記念碑なんかより、あなたが生きている今日は、どんだけ意味があるだろう。

意味なんてなくても、やるしかねーから、誰もやってくんねーからやるんだよ、
YOUTUBEでブルーハーツを聞きながら、企画書なんかの資料をひたすら作る日々。

昨日、べスパがパンクしました。
麻布十番にカレーを食べにいく途中、目黒の権之助坂あたりでタイヤがグニュっとして、あっと言う間に空気が全部抜けた。チューブタイヤはこれだからなぁ。

しょうがねぇから、その場でスペアタイヤに交換することにした。
べスパを購入してすぐくらいに、一回パンクして交換したことがあって、記憶を頼りに作業した。汗だくになりながら精度の低い車載工具で悪戦苦闘すること30分。交換完了っ。

…やるじゃん、俺。

さて、行くか~と思ったら、スペアタイヤも空気抜けてやがる。いや、そりゃそうだよな、何年空気足してねーんだと。
権之助坂にはGSがあるんで、そこで空気を入れてもらおうと画策するも、すでに営業時間の20時を過ぎており、万事休す。

諦めて、べスパをそこに放置して、電車で行くことにした。
目黒駅のトイレには洗剤が据え付けられてないもんだから、油汚れが全然取れないぜ、こんちくしょー。

昔はお金がなくて、バイクのメンテナンスとか出来そうなことはなんでも自分でやってみたりしていたんだけど、いつの間にかやらなくなった。

おっさんになるってことは、こういうことなんだろうな。きっと。
そんな現実は受け入れがたいから、チェインギャングでも歌うかな、と。
油まみれの手を見ながら思ったりした。

誰かがお前を見つけるよ

先日、会社の10周年パーティがありました。
それ自体はどうでもいいことなのですが、そこで言われた一言が印象的でした。

私の会社は総合広告代理店のグループ会社なので、役員は全員親会社の人達です。
それ自体の是非については色々意見があると思いますが、個人的にはけっこう違和感を感じていたりします。

違和感のある会社でも、8年弱も勤めるとお世話になった役員もいて、今はもう退任しているその人に近況を話すと、何気なくさらりと、

「心配するな、誰かがお前を見つけるよ。」

胸に響いた。

きっとどこかにいる誰かに、見出されるなんて
そんな都市伝説みたいな話を信じている場合じゃないけど
ちょっと救われた。

そう思ってくれている人が少なくても一人はいるってことだから、
今の自分には有難い言葉だった。

忘れずにここに残しておこう。